過去の自分を乗り越える。
大切な恋を失ってしまったとき、また人を好きになることに臆病になる。
前に進みたいと思っても、思い出がまだ心にあって一歩も踏み出せないときがある。
忘れようと思っていても、楽しかった記憶が鮮やかで、それを思い出して苦しくなる時がある。
もう一度、人を信じるためにはどうしたらいいだろう。
心から人を信じるためにはどうしたらいいだろ。
人を好きになれば、いつか別れがあるかもしれない。
心変わりは誰にでもあると分かっていても、別れはどうしようもなく寂しく、辛いもの。
これだけ傷つくと分かっていたなら、はじめから出会わなければと思っても、人を好きになる感情はどうしようもなく止められないものだと思う。
忘れることで前に進めることもある。
けれど本気だった恋なら簡単に忘れることは難しいだろう。何をしても思い出してしまうのはそれだけ自分の全部で好きになったから。
思い出にならないのなら、その気持ちを抱えて生きてみてもいいのではないかと思う。忘れられないことは意地でも未練でもなく、ただ深くその人を想った証拠だ。
もう一度誰かを信じるためには時間がかかるかもしれない。
一度傷ついた心はトラウマになって、また人を信じることが難しいことがある。
信じたい人を信じられないことは悲しい。
信じたい気持ちと過去の傷が邪魔をして前進めない時がある。
それでもまた人を信じられる自分になるために、自分自身を信じてあげてもいいのではないか。
また傷つくかもしれない。
また裏切られるかもしれない。
傷つかない恋はないと思う。
でも傷つきながらも、人を好きでいようとする姿は尊く、また美しいと思う。
自分を信じるには時間がかかることがある。
何が正しくて、何が正しくないのか思い悩み苦しくなる時がある。
過去の自分を乗り越えるのは自分しかいない。
人を信じる怖さを乗り越えたとき、新しく差し出される手があるかもしれない。「大丈夫」と信じてその手を繋ぎたい。
新しい恋をするには過去の自分を乗り越える強さが必要になる。
「好き」という気持ちが自分を変えてくれることもある。
「変わりたい」「新しい自分に生まれ変わりたい」
そう思った時はもう一歩進んでいる自分がいるのではないかと思う。
一歩踏み出す勇気が欲しい。
その一歩は、新しい自分に出会える大切な一歩になるから。
新しい自分に会うために、勇気ある一歩が欲しい。