お陰様で新刊「人生を変えてしまうほどの恋をした」の増刷が再び決まりました。3刷目になります。
購入してくださった皆様、本当にありがとうございます。
今日は本編の中から大切な恋を手放すことについて書いたものを、このブログに書いていこうと思います。
好きだから手放す恋。
付き合っていた恋人同士が別れる理由の全てが、相手のことを嫌いになったからという理由だけではないと思う。
相手への気持ちがまだ胸に残っていたとしても、お互いのことや将来のことを考えると別れるという答えが正しいこともある。
恋を自ら手放すことほど辛く、切ないことはない。
でも相手にとって最善であるなら、自分の身を引くことしかできないときがある。
大切にしていた恋を手放すことに後悔はないなんて言えない。
もしかしたらずっと後悔するかもしれない。
「これで良かった」「これしかなかった」と何度も繰り返すその思いに押しつぶされそうなときもあると思う。
人を好きになることはどうしようもない。
どうしようもないけれど、本当に好きな人だから離れる。
それが自分にとって唯一、相手にできる最後の愛し方。
手放したその恋をいつか誇れるように、自分のこころにいつも正直でありたい。
今日の言の葉
好きだから近くにいて、
好きだから繋がって、
好きだからこそ、その手を放した。
正しいのかなんて分からない。
でもそうすることしかなかった。
それしかなかった。
手放すことが最後の愛だと思った。
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