一番じゃなくても好きでいたい気持ちがある。
たとえ都合のいい存在であってもそばにいられるのなら。
そんな恋をしている方はとても多いと思います。
今回のご相談は自分の気持ちになかなか整理できない、執着してしまう方からのご相談にお答えしました。
縁を切って1年半経つ友達以上恋人未満だった彼が忘れられません。
その彼とは、四年前少しの間付き合いましたが彼の三股が理由で友達に戻りました。別れてからもずっと好きで「都合のいい人でもいいから彼のそばにいたい」と思い友達以上恋人未満の関係で3年間過ごしました。
しかし、1年半前に彼に彼女ができ、それを機に縁を切りました。
この1年半、毎日彼のことを考えてしまいます。彼には彼女がいるし、彼といても幸せになれないこと分かっているのに「また会いたい」と思ってしまいます。
完全に会えないわけではないのですが、
「会ってはいけない」と思う自分もいます。今、自分が彼のことを好きかも分かりません。
「彼に」と言うより「彼と過ごした思い出」に執着していると周りから言われたことがあります。
でも、その執着をどうやったらやめられるんですか?1年半も経っているのに気持ちの整理が出来ず、ずっとモヤモヤしています。どうしたらこの気持ちがスッキリしますか?
執着から自由になるために。
ご相談にお答えします。
三股もしていた彼はよほど魅力的な男性だったのですね。
しかし心の中でずっと一番ではなかった。彼のとっての唯一の存在ではなかったことにあなたは長く苦しんだのではないでしょうか。
一番の彼女じゃなくても彼のそばにいたいという思いはわかりますが、
自分だけを見ていて欲しいということが本音なのではないでしょうか。
二番目の女でいることや、都合のいい存在の女からもう卒業してもいいのじゃないかと思います。
きっと彼のことが好きというよりも、彼に恋をしていた自分が好きだったのではないでしょうか。よく言われる「恋に恋をする」というやつです。
執着しているのは自分の恋心で、いつかその執着から自由にならなければ、
また彼の近くに行ってしまって何番目かの女に戻ってしまいます。
彼が魅力的なのはわかりますが自分の中でケリをつけなければ、いつまで経っても堂々巡りの日々になって先に進めないのではないでしょうか。
愛される自分であるために。
未練が残ることは仕方のないことです。
それだけの想い、それだけの気持ちだったのでしょう。
ただ自分の気持ちに執着していては新しい出会いも逃してしまうと思います。
気持ちが捨てられない想いもあると思います。
簡単に捨てられない気持ちなら、いっぺんに捨ててしまうのではなく、
日々の中で少しずつ想いを置いていってみてはどうでしょう。
それが思い出に変えていく術です。
そこで大切なことは過去の自分の恋を否定しないことです。
二番目でも、何番目でも好きになってしまったものは仕方なく、
そして立派な恋なのですからその気持ちを肯定してあげて下さい。
本気で好きだった自分を認めることは大事なことです。
叶う恋や報われる恋だけが恋ではありません。
たとえ報われない恋でも立派な恋です。
その気持ちがまた新しい恋をするために、新しい人を好きになるために大事な気持ちだと思います。
誰もが一番に愛されたいと思います。
それが難しいときもありますが、好きという理由だけで自分を大事に出来ないことは寂しいですね。
今は他の人のことをなかなか思う余裕はないかもしれませんが、
時間が経って心が落ち着く日が必ず来ます。
その時に自分の恋愛を誇れる自分であって欲しい。
自分の執着から自由になると、新しい出会いもやって来ます。
本当に愛される喜びを求めて下さい。
そしてその恋で新しい自分に出会って下さい。
何度でも人は変わって行けます。
そのことをどうか分かって下さい。
そして怖がらず進んで下さい。
応援していますね。
頑張って下さい。
♣恋愛相談はメニューのお問い合わせフォームより受け付けています。
お気軽にご相談ください。