自分に自信がなく、好きな人ができたけど行動ができない。
また、過去のトラウマが自分の足を止めてしまう。
そんな人も多いと思います。
今回は気になる人がいるけれど、恋に臆病になってしまって、
あと一歩踏み出せない方からのご相談にお答えしました。
恋に臆病になる自分と、トラウマから自由になる方法を書きましたので参考にしてください。
Contents
新しい恋愛をすることに臆病になってしまう。
はじめまして。突然のご連絡失礼致します。
私事ですが少しお話させてください。私は大学生です。1年ほど前から一緒に働いていたアルバイトの後輩に対して特別な感情を抱いていることに最近気が付きました。
今までずっと先輩後輩という関係だったので、自分の気持ちに気付いてからどう接すればいいのか戸惑っています。
私は恋愛が得意ではありません。
その理由は、以前お付き合いしていた時に彼の友達に私の容姿や行動を悪く思われていたことがあり、恋愛に積極的になるのが怖くなってしまいました。そこから好きな人はできましたが、良い人を演じてしまったり、傷つかないように行動したりと、そのせいでいつも友達止まりで好きな人の特別になることはできませんでした。
ですが、今回こそ周りを気にせずに頑張ると決めたのですが、先輩後輩ということもあり、積極的にいくと気持ち悪いと思われるのではないかと思ってしまい、やはり臆病になってしまう部分があります。
私は人間関係でもあまり人とぶつかろうとせず、傷付かないように行動してしまいます。
私の好意を知られると相手が働きにくくなるのではないかと思ったり、周りの人にもよく思われないのかと不安になります。
あと少しの学生生活ということもあり、後悔しないように行動したいと強く思っています。
どうしたらこの殻を抜け出せるのでしょうか。長くなりましたが、見て頂いてありがとうございました。お返事いただけると嬉しいです。
恋愛に臆病になる原因。
ご相談にお答えします。
恋愛に臆病になってしまう原因の一つに『また同じ思いをしたくない怖さ』があるのかなと思います。
一度あなたの容姿や行動を悪く言われたことが、あなたの中でトラウマになっているのではないかと思います。
それが原因で『自分を好きになれない』『自分なんて恋愛する価値がない』など、自己肯定感が低くなってしまっているのではないかなと思います。
本当はきっと好きな人ができたら、素直に好きと言いたいと思っているはずです。
それではどのようにしてそのトラウマを克服して、恋愛に臆病になってしまう自分から自由になれるのか考えて見ましたので参考にして下さい。
恋愛に臆病になる自分と、トラウマから自由になる方法。
・過去の自分のトラウマとケリをつける。
・自分の感情から逃げない。
・自分を好きになり自信を持つ。
・恋愛に傷つく覚悟を持つ。
・良い人を演じないで、ありのままの自分でいる。
・恋愛は得意や不得意かではなく、誠実か。
過去の自分のトラウマとケリをつける。
過去に容姿や行動を悪く言われたことが今もトラウマになって、引きずっているのだとしたら、一度そのトラウマと向き合って見てはどうでしょう。
きっといつも何かあったときに、そのトラウマを自分で持ち出してしまって、あなたの元気と勇気を奪って行くのではないかと思います。
ですので、一度そのトラウマと向き合って見たとき、本当にいつまでも思い出す価値があるのもなのか、気にするべきものなのかを考えてみてはどうでしょう
か。
トラウマというものはその深さも本人にしか分からなく、また向き合って壊すのも自分自身だと思います。
また、容姿や行動の好みは人それぞれで、これから新しく出会う人があなたに思う印象とは全く別のものだと考えて下さい。
新しい恋をすることをこのトラウマのせいで躊躇ってしまうなら、早くこのトラウマを捨て去るべきだと思います。自分のトラウマとケリをつけることで、新しい風景が見えてくるのではないでしょうか。
自分の感情から逃げない。
ご相談内容を読むと、少し恋愛に臆病になってしまっている分、自分の感情から逃げてしまっているように思います。
周りに自分がどう見られるのかを意識し過ぎて、あなたの本当の気持ちを押し隠しているように思います。
もっと自分の感情に素直になって、気を張らず相手と向き合ってみたらどうでしょう。
基本的に、年下でも年上からでも男性は好意を持たれて嫌な人はいないと思います。
自分の気持ちは自分だけがいつまでも持っていても相手には伝わりません。
少し勇気を持って、行動してみたらどうでしょう。
自分の殻を破れるのはあなたしかいませんから。
自分を好きになり自信を持つ。
周りを気にしてしまうのは、自己肯定感の低さにあるのかもしれません。
「自分なんて」と思うよりも、自分を好きになって自信を持っていきましょう。
『自分を好きになる』というのは難しいことかもしれませんが、少しおしゃれをしてみたり、お化粧や靴や服を変えるだけでも自分の意識は変わると思います。
そして少しずつ自信を取り戻し、恋愛をしてる自分、片思いをしている自分を好きになってみたらどうでしょう。
人を好きになる前に、少しでも自分を好きになることで、恋愛をしていることがもっと楽しく、また自分自身も女性として磨かれると思います。
恋愛に傷つく覚悟を持つ。
自分が傷つかないように行動してしまうのは、昔のようにまた傷つきたくないからと自分を守っているからだと思います。
しかし傷つかない恋愛はないと思います。
どうしても傷つく怖さで、本音が言えなかったり、我慢してしまうことがあると思いますが、本当に好きなら傷ついてもいいのではないでしょうか。
傷つくのはその物事や人と向き合っている証拠だと思います。
うまく立ち回って傷つかないようにできますが、それはきっと本音ではないし、本心ではないと思います。
また自分の心を開かなければ、きっと相手も真剣に心を開いてはくれないでしょう。
傷つくことは怖いですが、向き合った分、自分を知ってもらえますし、相手のことも知ることができます。
「傷ついていい」と思える人がいたらいいですね。
良い人を演じないで、ありのままに自分でいる。
自分の好きな人には良い人に見られたいと思う気持ちは分かりますが、
そんな自分を演じるよりは、ありのままのあなたらしくいる方が大事だと思います。
良い人でいることって案外疲れてしまうことがあります。
「これって自分らしくない」と思うことをやっても楽しくないのではないでしょうか。
素の自分でいることは、恥ずかしさもありますが、飾らない自分でいることで自分らしい恋愛ができると思います。
恋愛は「人がどう思うか」ではなく「自分がどう思うか」で行動してみたら、気持ちも楽だと思います。
あなたの心が向かう方向へ進んでみてはどうでしょうか。
恋愛は得意か不得意かじゃなく、誠実か。
恋愛が得意ではないことで、少しあなたはコンプレックスを持っているかもしれませんが、恋愛は得意か不得意かではなく、いかに誠実であるかが大切なことだと思います。
誠実というのは自分の気持ちに正直であるかです。
恋愛が得意で、色んな恋をしている人を羨ましいと思うかもしれませんが、それだけ沢山の恋をしているなら、失恋もしているはずで、結局、一人の人と向き合えていないだけかもしれません。
恋愛を得意になる必要はありまん。全然不器用でもいいじゃないですか。
本当に好きな人に誠実に向き合える自分でいてください。
たとえ不器用でも誠実な心があれば、きっとあなたの気持ちは伝わると思います。
最後に。
好きな人が後輩ということで、もしかして気を遣っているかもしれませんが、
好きと言われて嫌な気持ちをする人はいません。
また先輩に好意を持たれることって男からすれば嬉しいことだと思います。
何も行動しないで悔やむよりも、少し行動して自分を変えてみてはどうでしょう。結果がうまくいかなくても、行動できた自分は以前の自分とはきっと違って、頑なな自分の殻も破っていると思います。
過去のトラウマが頭をよぎることがあるかもしれませんが、どうか強い心を持って、向き合ってみてください。
あなたならきっと勝てるはずです。
頑張ってください。応援しています。