既婚同士の恋愛。両思いの恋はこのまま続けるべき?

好きになってはいけないと思いながらも、
止まらない気持ちはどうすればいいのか。

このまま本当にこの恋を続けてもいいのか。
自分の恋愛に不安になってしまうこともあると思います。

今回は、お互い既婚者同士で本気の恋をしてしまい、
このまま、この恋愛を続けてもいいのか悩んでいる方からのご相談にお答えしました。既婚者同士の恋の問題点と対処法をまとめましたのでご参考にして下さい。

既婚同士の本気の恋。このまま続けるべき?

カフカさんはじめまして。
私は40歳子供無しの既婚です。


結婚して17年です。
2年ほど前に私の働くお店のお客さんに恋をしました。


そんな彼と昨年飲みに行く事になったことをきっかけに付き合い始めました。
彼は48歳お2人の子供の既婚者です。


最初はLINEが来ない日もあったりと付き合ってる感もなく始まったのですが、付き合って半年、今は朝おはようから始まり、夜のおやすみまでマメに連絡をくれるようになりました。


週に1回は必ず会っています。
そんな彼は私に本気になってしまった、本当に愛してる、絶対に離さないと言います。


私も彼とこのまま一緒に居れるのならば離婚という選択肢も考えたりします。


私は彼の家族の事、奥さんの事は絶対に聞きません。
彼も私の夫について聞く事はありません。


最近は彼に恋をしている事で苦しいと思うこともあります。
この先、ずっと一緒にいれるのだろうかと。


夫とは結婚して3年目あたりから同居人のようなライフスタイルです。
14年も恋を休んでいて久しぶりの恋で戸惑うことが多々あります。


ただ私も本気の恋をしてしまいました。
このまま恋をしていていいのか誰かに聞いて欲しかったのでメッセージを送ってみました。

既婚者同士の恋愛の問題点。


ご相談にお答えします。

結論を先に言いますと、好きになったことは仕方ないと思いますし、誰にも止められないと思いますが、客観的にみて既婚者同士の恋愛にはリスクと問題があります。


厳しい言い方になりますが、その問題を乗り越える覚悟がないと継続していくことは難しいかなと思います。


それではどのような問題があるのかひとつひとつ書いていきます。

既婚者同士の恋愛の問題点
・既婚者との恋愛の難しさ。
・傷つける人の多さ。
・恋愛の継続性と生活。

 

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既婚者との恋愛の難しさ。


既婚者との恋愛のはいくつか大きな問題がいくつかあります。


その大きな問題の一つに『本当に離婚できるのか』ということです。


ご相談内容を読むと、あなたの御主人とは同居人のようなスタイルということで、かなり愛情が冷めてしまっているものと思います。


また、お子さんもいらっしゃらないということで、別れることに関してリスクは少ないのではないかと思います。


しかし、あなたもご存知の通り相手には二人も子供がいる家族を持った男性です。その相手が本当に離婚する覚悟があるのか疑問です。


たとえ相手の夫婦仲が悪かったとしても、親が持つ子供への愛情は変わらないのではないでしょうか。
その大切な子供を捨てることが本当にできるのかと思います。

また、不倫は不貞行為になり、相手が離婚された場合、あなたに過程を壊した原因として損害賠償金を支払わなければいけません。

ちなみに浮気が原因で相手が離婚に至った場合の慰謝料の相場は200万円から300万円と高額です。


また子供が成人するまでの養育費などを支払っていかなければいけません。
お金だけの問題ではありませんが、このように沢山の問題と向き合わなければいけないのが現実です。

 

傷つける人の多さ。


既婚者同士の恋愛は盛り上がっている本人同士は幸せ一杯であるかもしれませんが、その関係が露呈してお互いの家族に知れてしまったとき、かなり多くの人が傷つくことになります。


あなたの旦那様、相手の奥様、そして相手の子供達。
その傷を一生背負わなければいけません。


この恋がたとえ本気であっても、当事者からすれば浮気以外の何物でもありません。また相手の奥様からすれば浮気の方が良かったかもしれません、本気な恋だからこそ受ける傷も深いのではないでしょうか。

そのひとりひとりの傷を(特にお子さんの)想像すると、本当に自分の行為を継続する勇気を持てるでしょうか。

14年ぶりの恋で、夢中になるお気持ちは分かりますが、この現実は見て見ぬ振りはできないのではないかと思います。

 

恋愛の継続性と生活。


今はお互いの恋に夢中かもしれませんが、ふと冷めてしまったり、心変わりすることが恋にはあります。


恋愛をしてドキドキする期間は永遠ではありません。
また恋愛していたときは自分を大事にしてくれて、甘い言葉も言ってくれていたのに結婚して生活を共にするようになって、結婚以前と違って甘い言葉も何も構ってくれないということはよくある話です。


このように恋愛している期間は楽しく、ラブラブではありますが一緒に暮らすととお互いの生活になります。

恋愛と生活は全く別のものであることは既婚者のあなたが一番よく分かっているのではないかと思います。

厳しい言い方かもしれませんが、恋愛にはいつかそんな心変わりがあると思っていて下さい。

既婚者同士の恋愛の結末と対処法。

それではこの恋にどうやって向き合って行くべきか。
いくつか考えてみましたのでご参考にしてください。

既婚者同士の恋愛の対処法
・このまま恋愛を継続する。
・プラトニックな関係に戻る。
・好きなまま手放す。

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このまま恋愛を継続する。


はじめにも書きましたが既婚者同士の恋愛には大きな壁が沢山あります。


あなたの本気な気持ちは分かりますが、そのひとつひとつの現実をちゃんと見つめなければいけません。


ご相談内容を読むと少し引っかかる点がありました。

「私は彼の家族の事、奥さんの事は絶対に聞きません。
彼も私の夫について聞く事はありません。」

これを読むとお互いの家庭のことは聞かないスタイルなのかもしれませんが、少し現実から目を背けたい気持ちがお互いにあるのではないかと思います。
または一番聞きたくないことなのかもしれません。


本当にお互いが離婚をする気持ちがあるなら、きちんとこの問題を話し合うべきではないでしょうか。

「愛してる」という言葉は嬉しいと思います。
しかし大切なのは言葉ではなく行動です。

これから一緒になるならば、具体的な行動と現実を見つめる覚悟が必要だと思います。

プラトニックな関係に戻る。


友達に戻る。プラトニックな関係に戻ることも有効ではありますが、
とても深い仲になった恋人同士が友達関係に戻ることは難しいと思います。

しかし、まだお互いの関係が露呈していない状況であれば、引き返せることもあるのではないかと思います。


出会った初めの頃に戻って、冷静になってお互いのことを考えることも大切なのではないかと思います。


恋愛期間はいつか冷めて別れてしまうかもしれませんが、友達に戻ればずっと長く近くにいることができるのではないでしょうか。


ただ、恋愛はどちらか想いが残ってしまう場合が多いので現実的には難しいかなと思います。

好きなまま手放す。


好きな気持ちは簡単には無くならないと思います。
しかし、相手の幸せを考えたときに、相手の家族を壊し、子供に心の傷を負わせることが本当に彼の幸せでしょうか。


それでも一緒になりたいというのならば、仕方ないと思いますが、

好きな人の前から自分から身を引くことも彼に対する愛情だと思います。

やっぱり相手には幸せになって欲しい。
そう思うなら好きなまま手放すことも考えてみて下さい。

 

まとめ。


恋愛はとても素敵なことだと思います。
好きな人と両思いになれることは奇跡だと思います。


しかし、好きだからこそ責任を追わなくてはいけないことがあると思います。
既婚者だからこそ、目を背けず向き合う必要があると思います。


あなたもきっとこの恋愛の苦しみをどこかで感じていると思います。
お互いが良い方向に向かうように頑張って見て下さい。

とても厳しいことばかり書きましたが、ひとつの意見としてご参考にして下さい。そしてこれからも素敵な人生を送れますように応援しています。


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