忙しい毎日を送っていると、どうしても心が疲れ、やる気がなくなったり自分に自信が持てなくなってしまうことがあります。
そんなとき、自分の考え方次第で心がふっと軽くなることがあると思います。
今回はそんな少し心が疲れてしまったときや、気持ちに元気が出ないときに心を軽くする考え方をまとめて書きました。
毎日の中で少しでも心を軽くする意識を持つことで、自分や他人に優しくなれると思います。
落ち着かない心や、疲れた心を楽にしたいと思うときに、
今回紹介する考え方を実践し、少しでも心が軽くなれば幸いです。
Contents
人は人、自分は自分。

人間うまくいっているときよりも、うまくいっていないときや現状に不満があるときにどうしても他人と比べてしまいがちです。
そして他人の良いところばかり目についてしまい、羨ましく思ったり、妬んでしまったりします。
そして、うまくいかない自分と比較して落ち込んだりもします。
しかし、この考えはあまり健康的とは思えません。
人は人、自分は自分である。
考え方や、やり方は人それぞれで他人を羨ましがって比べても、何も生まれることはありません。
他人と比べ、劣っている自分を見て、惨めな自分を発見するだけです。
それよりも「人は人、自分は自分でいい」と思うことで、自分なりの生き方を突き進めばいいのではないでしょうか。
また他人の行動にも尊重する気持ちを持って接すれば、自分の心も余裕を持つことができます。
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時間に余裕を持つ。
時間に追われてしまうと、どうしても心に余裕を持つことができません。
「時間がない」という人は少し自分の時間を管理できていない場合があるかもしれません。
また自分で時間を作る意識も必要だと思います。
たとえば、特に用事もなく携帯を何度も見てしまう癖があります。
その時間も積み重なれば何時間にもなるかもしれません。
無駄な時間を意識して削ることで、時間に余裕が生まれると思います。
朝活もいいと思います。
夜更かしをやめて、早めに就寝をして早めに起きることで、
朝の時間に余裕が生まれ、時間もゆっくりしたものになると思います。
・無駄な時間を削る。
・時間を自分で作る。
この二つのことを意識するだけで、時間と心に余裕を持つことができると思います。
失敗を恐れるよりも、行動する。
何かを始めるとき、どうしても失敗知ることを考えてしまいます。
「失敗したらどうしよう」「失敗したら格好悪いな」など、
恥を掻くこと避けてしまい行動に移せない場合があります。
しかし、失敗を恐れるよりも行動することが大事なのではないでしょうか。
もし、行動して失敗したとしても、自分にとっての失敗点が見つかり、改善できる箇所が分かるだけで、結果、マイナスよりもプラスにしかなりません。
失敗すれば、また挑戦すればいい話です。
一回の失敗で諦めてしまう事柄なら、それほど自分にとって重要なことではないのだと思います。
実現したいものがあるのなら、失敗を恐れず立ち向かって、たとえダメな結果であっても、まった初めから始めればいいだけです。
コンプレックスは自分の個性。
人間誰でも多かれ少なかれ、コンプレックスを抱えていると思います。
たとえば自分の容姿を、綺麗な人やカッコいい人と比べて落ち込みコンプレックスを感じることもあると思います。
しかし、たとえば『そばかす』がコンプレックスの人は、そばかすを消したいと思うかもしれません。でも他の人からすれば、そのそばかすをチャーミングなものと思うかもしれません。
自分が嫌いなところをコンプレックスと思うより、
コンプレックスを自分の個性と捉えてみてはどうでしょう。
また、自分が思うよりも、他人は人のことにそれほど関心はありません。
自分が気にしているだけの場合もあります。
コンプレックスから目を背けるよりも、コンプレックスを味方につけて自分の個性と思って、心軽く歩いていってはどうでしょうか。
今日がダメでも明日がある。
毎日うまくいく日も、反対にダメな日もあります。
今日がダメな日だと、その先の明日もうまくいかないような気がしてしまいます。しかし、明日を暗く考えるよりも、明るく考えてみてはどうでしょう。
今日がダメだったなら明日はきっとうまくいく。
そんな一見、根拠のない考えでも、気持ちを切り替えることで心が楽になることもあります。
不安は想像することから生まれます。
先の不安を作り出しているのは自分自身かもしれません。
未来を不安に思うよりも、今日ダメだったなら、その点を改善して前に進むだけです。
たとえ明日もよくない結果でも、またその次の明日があります。
毎日が巡るのはそんな風に切り替えるきっかけをくれているのではないでしょうか。
自分を褒める習慣を持つ。
自分を褒めることって難しいときもあると思います。
何も達成していないのに、褒めるところなんてないと思うかもしれません。
そんなときは自分を褒めるハードルを下げてみることをお勧めします。
たとえば、
・朝少し早めに起きて活動できた。
・自分の苦手なことに挑戦してみた。
・一日笑顔でいられた。
など、少しでも前向きなことができたときに自分を褒めることで、
自己肯定感が生まれ、心が軽くなることがあります。
極端に言えば、生きているだけでも素晴らしいことだと思います。
普通に暮らし、普通の生活をしているだけでも自分を十分の褒めていいと思います。
そんな風に自分を褒める習慣を持つことで、自分を好きになり、他人にも寛容さを持つことができるのではないでしょうか。
《合わせて読みたい》▽ 心を軽くする言葉で、自分の気持ちを楽にする。
思いやりのない人の言葉に傷つかない。
思いやりのない人の言葉に傷つくことはありません。
たとえば、上司や先輩から叱られることがあっても、そこに愛を感じればその言葉は自分のために言ってくれていると思うことができます。
しかし反対に、理不尽な悪口や陰口を言われるときもあると思います。
そんな悪口や陰口には一切自分に対する愛がないので気にする必要はありません。
心が無い人の言葉一つ一つに傷つく必要はありません。
心が無い人の言葉に傷つくだけで損です。
思いやりのない言葉は受け流してしまいましょう。
そして自分はそんな風な悪口をいう人間にならないでいようと思うことが大切です。
愛が無い言葉は心に留めず、愛がある言葉を忘れずに持つ。
そうすることで心は無駄に傷つくことはありません。
止まない雨はない。
心が疲れ果ててしまうと、この先もずっと変わることはないと、
明日に期待を持てなくなってしまうことがあります。
長いトンネルのように暗い道をずっと歩いていると、このまま暗い道のままだと思ってしまいますが、歩いていけば先に必ず光があります。
どんな道も平坦な道はなく、歩いていれば何かにぶつかり、自分に自信さえなくなってしまうこともあります。
「このままでいいのかな」
「この道で大丈夫だろうか」
そんな風に思い悩んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、よく言われるように止まない雨はありません。
どんなに曇り空の日が続いても、どんなに土砂降りな心になっても、
雲の上には光が必ずあって、いつか晴れ間がやってきます。
前向きになれないときは少し休むことも必要です。
それは丁度雨宿りをしているような、心を休める時間だと思います。
心を軽くすることが難しいときもあるかもしれません。
しかし、毎日の中で少し心を軽くする意識をするだけで、
また前に歩ける力になるのではないでしょうか。
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