誰かを好きになれば、その全てが叶う恋になるとは限りません。
相手に恋人がいたり、既婚者だったりした場合、諦めてしまうこともあると思います。
叶わなかった恋は無駄でしょうか。
報われなかった恋に意味はないでしょうか。
そうは決して思いません。
どんな恋にも無駄なことは一つもなく、
意味のあるものだと思います。
叶わないと分かっていても、理屈ではなく、
心が惹かれてしまうものが恋だと思います。
苦しいと分かっていても落ちてしまう恋もあるでしょう。
今回はそんな辛い報われない恋をしている人の心が、少しでも楽になるような気持ちの持ち方について書きました。
叶わない、報われない恋に悩む人の参考になれば幸いです。
Contents
報われない恋愛のパターン。
報われない恋愛にはいくつかのパターンがあります。
どのようなパターンがあるのかひとつひとつ書いていきたいと思います。
・相手が既婚者である。
・両思いになれない片思いの恋。
相手に決まった恋人がいる。
好きになった人には、もうすでに決まった恋人がいる場合、諦めてしまうことが多いと思います。
初めにその事実を知っていたなら、諦めることもできるかもしれませんが、恋人がいることを知らずに、好きになったときに、自分の心がもう走り出してしまって後戻りできない場合があります。
好きな人に恋人がいることを知って、自分の出る幕はないと思っていても、相手の顔を見たり、話しかけられたら諦められなくなってしまう。
そんなどうしようもない気持ちを抱えなくてはいけないのがこのパターンだと思います。
好きな人には好きな人がいる恋は自分ではどうしようもないけれど、諦め切れない気持ちが残ってしまう場合があると思います。
そんなどうしようもない恋に悩む方はこちらの、叶わなかった恋から前に進むための対処法も合わせて読んでください。
相手が既婚者である。
相手に恋人がいる恋愛なら、まだ相手が別れるまで待つチャンスがあるかもしれませんが、相手が既婚者の場合は初めから報われない、叶わない恋になってしまいます。
けれども、既婚者と分かっていても恋に落ちてしまうのが人も多く、また想いを寄せる既婚者の相手から誘われてしまった場合、一線を越えてしまう場合もあります。
しかし出口の見えない恋愛ほど辛いものはありません。
既婚者との恋愛で一番辛いことは先が見えない不安に常に苛まれることだと思います。
相手も自分の家庭を壊すつもりもなく、自分も相手を略奪する勇気もない場合、自分だけがどこにも行けない想いを抱えてしまうことがあります。
相手が既婚者で報われない、叶わないと思っていながらも、好きでいる恋ほど切ないものはありません。
いけない恋だと分かっていても、好きでどうしようもなく、報われなくても一緒にいたい。
そんな風に辛い気持ちを抱えたまま先の分からない恋が既婚者との恋愛だと思います。
既婚者を好きになって辛い恋をしている方は、
既婚者を好きになった時の対処法を書きましたので合わせて参考にしてください。
両思いになれない片思いの恋。
相手に決まった恋人がいなくても、相手が自分を好きになってくれなければ両思いの恋になることはできません。
また最初から恋愛対象としてみられない場合もあります。
例えばずっと友達の関係でいた場合、相手が恋人以上になかなか思ってくれないことがあります。
また、年齢が離れているなど、恋人の対象から見られていない場合、ずっと片思いのまま終わってしまう恋もあるのではないでしょうか。
このように好きな相手がどうしても振り向いてくれない恋愛をしている人も多いと思います。
いつかチャンスがあるかも、好きになってくれるかもと期待をするけれど、時間だけが過ぎてしまい、同じ人を何年も思い続ける恋愛に疲れてしまうことも、この辛い片思いの恋の特徴だと思います。
報われない恋の気持ちの持ち方。
それでは報われない恋をしている場合、どのような気持ちを持てば心が楽になるでしょうか。
想いが届かない恋なんて無駄なのではないか、と思ってしまうかもしれませんが、そうは思いません。
報われない恋でも、自分お気持ちの持ち方ひとつで、心が楽になることがある と思います。
それではどのような心がけがあるのかひとつひとつ解説していきます。
・離れて見守る愛情を知る。
・報われない恋でも誇りに思う。
好きな人を無理に忘れない。
報われない恋と思っても簡単に人の気持ちは変わらないと思います。
好きな人は好きなままだと思います。
その気持ちを無理に忘れることをせず、ずっと抱えたままでも良いのではないでしょうか。
好きな人をずっと好きなまま生きてもいいと思います。
そして時間と共に自分の気持ちと向き合って、好きだった気持ちを少しずつ思い出に変えてもいいと思います。
「どうしてこんな恋をしたのか」と悔やむよりも、「あの人を好きで良かった」と思えたなら、自分の大切な恋を無駄にすることはないのではないでしょうか。
報われない恋でも叶う恋でも同じ恋だと思います。
忘れようと思っても、忘れられない恋なら、それだけ真剣な恋をした証拠だと思います。
そしてその恋がいつか思い出に変えることができたなら、懐かしく思い出すことができるでしょう。
そして一生懸命だった自分を認めてあげることができると思います。
たとえ報われなかった恋でも、好きな人はずっと好きなままです。
そんな恋をしたことを忘れず胸に残すことも、自分を成長させる方法でもあると思います。
離れて見守る愛情を知る。
想いを伝えることだけが愛情ではないと思います。
伝えたいけれど、伝えてはいけない人や、伝えられなかった気持ちを持ったまま過ごすしかない恋もあると思います。
自分の気持ちを胸に秘めて、好きな人の幸せを遠くから見守ることも愛情です。
そこにはどうしようもない切なさがあると思いますが、相手の幸せを願うことで、自分が前向きな気持ちで歩けることが出来ます。
気持ちが届けられないことで、相手を逆恨みしてみたり、相手の不幸を願うことはネガティブな気持ちを増幅するだけです。
好きな人の幸せを遠くからでしか祈ることしか出来ないこともあるでしょう。
たとえそこに自分が含まれていないとしても、自分が愛した人の幸せを願えることは大事なことだと思います 。
大好きな人だから、離れて見守ることもひとつの愛し方ではないでしょうか。
そして、その人が幸せであることが自分の幸せになれば本当に幸せだと思います。
報われない恋でも誇りに思う。
たとえ一方的な恋でも無理に自分の気持ちを消す必要はないと思います。
自分の気持ちに嘘をついてしまえば、今までの想いがなかったことになるようで、それは少し寂しいのではないでしょうか。
どんな恋であっても自分が好きになって選んだ恋です。
報われない恋でも人を好きになれたことは素敵なことだと思います。
そんな大事な恋を忘れることは簡単ではないと思います。
そんな忘れられないほど人を好きになった自分を誇りに思っていいと思います。
自分を否定すればキリがありません。
それよりも報われなかったけれど、精一杯な気持ちで人を好きになれた自分を認めてあげることが大切です。
最後に。
出会う順番や、色んな条件で手放すしかなった恋もあると思います。
たとえ報われない恋をしても、人を好きになることは尊い。
自分の好きな気持ちを妥協せず、ただ真っ直ぐに愛せたことは何より大事なことではないでしょうか。
いつか思い出して「それで良かった」と大切だった恋をいつか優しく思い出す日は必ず来ると思います。
その日まで切なさを抱えて生きてもいい。
その日まで、ずっと気持ちを抱えてもいいと思います。
諦めてしまうことはきっと簡単でしょう。
それでもやっぱり忘れられないのはその恋しかなかったからだと思います。
自分の気持ちに嘘をつかず、ただひたすらに愛したその想いを誇りに思ってください。
片想いや、叶わない恋はいつも寂しさがあります。
その寂しさを抱え、また新しい恋に向かうことは自分にとってマイナスではありません。
どんな恋も無駄なものはありません。
胸を張って前を歩けばいいと思います。
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